FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2月某日。
ラブーミー部の部室。バレンタインデーの相談をする部員が二人。


「で? お世話になった人全員分つくるわけ!?」
「うん!!もちろんモー子さんのも作るからねっ☆」
「・・・・・なにいってんのよ!!もー!! あんな美容に悪いもの
あんたにもらったら食べなきゃいけなくなるじゃない!!」

だいたいあのパーティーの時だって・・ぶつぶついいながら、
モー子さんはちょっと怒ってるけど、それって照れ隠しだよね。
もうわかっちゃった☆ 
「私にもらったら食べなきゃいけない」なんて思ってくれるなんてうれしすぎる。

「で?いくつ作るわけ?」

「だるま屋の大将におかみさんに・・ 社長さんにマリアちゃんに社さんにさわらさんに、ブリッジロックのメンバー全員でしょ、あと緒方監督とか・・ 」

ここでふいに、予想もしてなかった突込みを、モー子さんはいれてきた。

「・・・・・・敦賀さんは?」
「・・・・・へ?」
「誕生日プレゼントもらってたじゃない。あの気障すぎるバラ。」

「あ~・・・うん。もちろん誕生日プレゼントは渡すのよ?ただあげる日が14日になっちゃったし。まとめて渡すのもどうかと・・・」
「でもマネージャーの社さんにはあげるんでしょ?敦賀さんにはあげないの?それちょっとマズくない?」

「はっ・・・そういえば・・」

「もー!!あんたばかあ?? いいじゃないプレゼントが14日になろうが、まとめてあげたって。
きっとよろこんで受け取ってくれるわよ?」

「うーん・・でも、敦賀さんて甘いもの食べなそうなんだもの。食べてもらえないんじゃあげても・・・・・」

かなしいだけだもの・・。
思わずうつむいた私を見て、モー子さんはこう言った。

「食べてもらえないのが悲しい・・か。それってホントに義理チョコなの???
ただの義理チョコなんて、半分自己満足じゃない?本人が食べようが食べまいが
そこまで気にする??????」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・あんたさあ、敦賀さんのこと、ほんとは好きなんじゃないの???」

「!!! 違っ!!何言ってるのよモー子さんてばっ。そんなわけないじゃない
やだなあもう・・・あたしは恋なんてもう金輪際しないんだし・・」

「・・・まあいいわ。認めたくない気持ちもわからないでもないし。」
モー子さんはそれ以上訊いてはこなかったけど。


私は・・・・・・。スキとかそういうことは置いといても。

本当はチョコをあげたい。敦賀さんに。

敦賀さんに「おいしいよ」って言ってもらえたら
きっとすごく嬉しいと思う。だけど・・・・・・・苦手なものを無理矢理
食べてもらうのも悲しいじゃない?


前日の13日。

結局私は、甘さ控えめのチョコをひとつ、作ってしまった。
あげるかどうかはまだ決めてないけど・・・・・・・・・・・。



※※※※

こういう風に早く自覚につながる展開にならんかなあ・・・
早くこいこい本誌発売日。
Secret

TrackBackURL
→http://jirokichi5.blog7.fc2.com/tb.php/3-3ea0b141
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。