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このssは2600を踏んでいただきました春葵さまのリクエストにより作成したものです
つづきより後篇です。
「・・・・え?・・・・・いえ。そういうわけでは・・・・ちょっと話題かえましょうよ(笑)」
 
 敦賀蓮、予想以上の突っ込みに多少動揺しているらしい。
 紳士然としていた仮面が崩れて少し素顔がのぞいているような気がする・・


「あ、それ以上は突っ込んでくれるなと・・(笑)わかりました。今恋愛はしてますか?」

「してますよ。美月に(にっこり)」

「・・実生活では?」

「・・・・・まあ、ないと言ったら男としてつまらないかな?
 恋愛したいという気持ちが全くないわけではないですね。
 ただ一方で今はその時期じゃないと戒める自分もいたり」

「ファンが許さないですもんね?」

「いやいや(笑) まだ自分がね、自分の目指すところまで到達できてないんで」

「・・到達してないと恋愛ってできないもんですか?」


 私は彼の言うことの意味がわからず、問い返した。

 しかし敦賀蓮は・・一瞬困ったような表情を浮かべたあと、すぐにこう切り出したのだ。

「今までは・・・嘉月を演じるまでは、相手が自分を思ってくれて、自分も相手を大事にする。
 そういう関係で満足していたんです。でも恋愛って実は本気になればなるほど、
 相手を思う余裕すらなくすこともある。
 そういうことに気付いたのも この役を演じてからなんですよね。
 今までは・・こう言うと相手に失礼かもしれないけど、本気が足りなかったというか
 本気の恋愛というのを、自分自身が解ってなかった気がするんです
 だからそういう余裕をなくしたりすることがあっても、
 ちゃんと相手を包めるようなそんな度量の大きさも身につけないといけないかなと。」


「それを感じたのは役を演じたから・・というだけではなさそうですよね・・?
 それを解からせてくれる相手が・・?」

 敦賀蓮が一瞬目を見開き、ほんの少し照れたような顔をしたのだ!!それは美月を思う嘉月のような顔を!!

「いるんですね?」

「・・・・・・そ・・れはまあ、ご想像に・・ということで。」


そういう余裕をなくすような相手に出会ってしまったのだろうか。このひとは。
誰なんだろうその相手。訊いてしまいたくなるじゃない。

紳士然としていた敦賀蓮に対するイメージがだいぶ覆ってきた。
なんだこの人もふつーの男なんじゃん。 なんだか一層好感持ててきた。


中村のカンぺが目に入る あと5分。

「じゃあ時間もなくなってきましたんで こちらですね。今回用意させていただいたんですけど」

「はい・・」

手渡されたマジックで、○を付けていく敦賀蓮。
恋愛に関する質問を並べたフリップ。


「できました。」
「ではこちらに見せてください。」


「実は嘉月のように激しい男である 
 YES・・ですか!?」 

「もしかしたらそうかもしれないって思うことはあります。
 あ、誰かに復讐するとかそういう激しさじゃありませんけど(笑)」


「嫉妬深い方だ」
「これもYES・・ 
 意外とそうかもしれません(笑)独占欲は強いかも。」


「束縛するタイプだ」 」

「これはNOだな、嫉妬はするけど束縛はしたくないというか。その人の本当にやりたいこと
 輝けることを奪ってまで一緒にいようとは思わないですね。僕も仕事が何をおいても一番ですから。」


「理想のデートは・・?」
「うーん特に・・好きな相手が一緒ならどこへでも。
 でも森林とか川とか自然がいっぱいあるところなんかいいですね」


「ズバリ、好みのタイプは?」

「・・優しくて、芯の強い子ですね。京女という感じの・・」

「・・今、誰かの顔浮かべてませんでした??」


「いえ??特に特定のだれかというわけでは。
 でも自分をしっかりもっていて、強さを持っている人にはひかれますね」

「最後の質問です! 今恋愛してますか?・・これ中間に○されてますけど?」

「してるけどしてない・・ような・・とりあえず今は仕事が恋人ですから」

「最後は決まり文句で逃げられてしまいましたが、本音はすでにさっき語っていただいたので(笑)
 今日はどうもありがとうございました」

「・・・はは。やっぱり女性にはかないませんね。どうもありがとうございました」



そこでジャスト45分。 
挨拶を交わし、収録終了。


なぜかマネージャーの社さんはえらくにこにこしていた。あそこまで突っ込んだ話させちゃったから
一瞬ストップかかるかひやひやしたけど・・・大丈夫だったみたい。

「いや~ いろいろ聞き出してもらってありがとうございます。これは最終回に向けてもいい
 宣伝になりますよ。今後ともよろしくお願いしますね。」




機材をバラし終わり撤収すると、その帰り道、自販機の横から声が聞こえた。



「敦賀さんのインタビューいつ流れるんですか~?」

敦賀君と一緒にいるのは、社さんと・・未緒役の・・京子・


「木曜の朝だってさ~」

なぜかにやにやして話している社さん。・・さっきとずいぶん印象が違うんだけど・・。

「え~~残念・・学校に行ってる時間じゃないですか・・・・」

「なーんだ。そんなの僕が録・・」

「さ、最上さんそろそろ次出番でしょ?」

「え・・でも・・」

「いいから、見なくて(にっこり)」


敦賀君、なんか慌ててる??でもなんかこう、流れる空気に楽しげな感じを受けるのは
気のせいではないみたい。


基本的に芝居がうまい役者が好きな自分は、これはという役者のことはチェックしている。

京子・・・・京都出身なんだよね~~あたしと同じ。

『優しくて、芯の強い子。京女という感じの・・』


・・・・・・・・もしかして、ね♪




さて、後日談。
敦賀蓮のインタビューを特集した企画「DM最終回直前インタビュー ~敦賀蓮の恋愛観~」は、
朝の9時すぎのコーナーとしては異例の13%を記録したのだ。
その晩放送された最終回はなんと46% 無事、「月籠り」超えを達成したのであった。
客離れが進むテレビ業界に光をもたらしたその驚異的な偉業は、土曜のスポーツ紙の紙面もかざることになる。

その後私が企画班からニュース班に異動になり、京子にマイクを向けるのは8ヶ月後のこと。



END




話を分けてUPしたため多少加筆しております(^^;)すみません。

今回、春葵さまから頂いたリクエストですが、
「「ジュエリー」のような業界話が読みたい。其の続きでもよいが 女性Dの最後のつぶやきが好き。
女性Dに突っ込まれる蓮が見たい 」とおっしゃっていただきまして。
せっかくなら同じキャラを出してみようと思い、
前回は名無しだった女性Dに名前を付け、誕生したのが戸倉なっちゃんです。
(実は実在の人物の文字を少し頂いてますw)

で、ディレクターにつっこまれるシチュということで また同じ囲みだとあんまり芸がないかなあと思い、
座りのインタビューでディレクターが直で聞き手をすることもなくはないよなと、書いてみたのがこのお話。

・・と思ったら・書きあげた直後、本当にそれに近い状況が身近で起きましたw 

あくまでも「ありそう」なつもりで書いてたら、本気で起こるシチュだったというw(アナ病欠でDが聞き手)
むしろ焦りましたwww


ご覧の通り、メインキャラの登場シーンはかなり少ない二次小説でありますが、
無駄に長くなったことからもおわかりのとおり、じろ、かなりノって書きましたww
そりゃもう蓮が実在する役者のノリでwww
春葵様 こんなんでましたがいかかでしたでしょうか??? 
とにもかくにもリクエストありがとうございました★


ちなみに番組は架空ですが、
「キョーコが学校で見られない時間帯」=朝帯の番組をイメージして書いてます。
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